自動車を預けに

2020-02-24 (月)(令和2年庚子)<旧暦 2 月 1 日> (友引 丁酉 四緑木星新月 振替休日 Mattias Mats  第 9 週 第 25945 日

 

早起きして、左側ミラーの欠けた自動車を修理工場まで運転して行った。自動車工場は朝7時から始まる。夕方の終了時間も早いが朝も早く始まる。ダラダラせずに早く始めて早く終はるのは働き方のひとつの型であると思ふ。いつもならまだ寝てゐる時間に家を出た。工場に自動車を置き、修理を頼んで、後は歩いて家に帰った。早起きしたお陰で美しい夜明けを見ることができた(昨日の記事につけた写真)。ところで、どういふ訳か、バルト海の水位が高い。新聞記事によると、折からの強風の煽りで大量の海水がバルト海に押し込まれたためであるといふ。日本では、「大海の磯もとどろに寄する波割れて砕けて裂けて散るかも」といふ歌(源実朝)があったり、東映映画の出だしに荒磯に波が砕けるシーンが出て来たり、はたまた、鳴門海峡には激しく渦巻く潮の流れがあったり、オホーツクの海に流氷があったり、ともかく日本の海はダイナミックなので、風で海の水が押し込まれると聞いてもあまりピンとこないのであるが、バルト海は、普段は鏡の様に静かで、まるで湖の様な内海であるので、その様なことが起こるのだと思ふ。今日の記事につけた写真は海近くの川辺である。普段であれば「葦の枯葉に風わたるなり」といふ歌を連想する様な湿地帯であるのだが、今日はすっぽりと水で覆はれてしまった。

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潮位が上がって湿地帯は海の様になった。