朝の散歩

2018-09-03 (月)(平成 30 年戊戌)<旧暦 7 月 24 日>(赤口 戊戌 五黄土星)下弦 Alfhild Alva 第36週 第 25409 日

 

まだお日様が上がらぬ前、だけどあたりはすっかり明るい。そんな時刻に外に出ると、空気はひんやりと冷たい。郵便受けの上には白露がいくつもの水玉をなしてゐる。爽やかな高原の朝の感じがした。ちなみに二十四節気の「白露」は5日後である。今日はこれから自動車を修理工場へ持って行く。半年ほど前からフロントガラスにヒビが入ってそれが次第に広がって来たので2ヶ月程前にお店に相談に行って、今日といふ日の予約を得た。工場は朝7時から開くから開店直後に自動車を持ち込む約束になってゐる。予定通り自動車を工場に持ち込んだ。その後は 2 km の道を歩いて家に帰ることもできたが、反対向きに 3 km 歩けばプールに行くこともできる。プールへ行く方を選んだ。同じ道を散歩するにも、朝の時間帯を選べば、同じ景色にまた新鮮な発見がある。この町は改めて美しい町だと思った。途中で元職場の上司にも会った。今は別の職場だが、ちょうど出勤の時間であった。急ぎ足に交はす言葉の二言三言。プールでひと泳ぎした後は図書館で時間を過ごそうと思って、サンドイッチもリュックに入れて持って来たのだが、プールから上がると修理工場から SMS が入って、部品の調達が叶はず今日は修理できないから自動車を引き取りに来いと連絡あり。それでまた 3 km の道を歩いて工場まで戻った。2ヶ月も待たされた挙句に自動車を持って行けば部品がなくて修理出来ないとは、何のための予約であったのかと思ふが、ここで怒ってはいけない。僕はもう仕事に忙しい身ではないのだ。天気の良い日に朝の散歩ができた幸せを喜びたい。

 

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朝の Nyköping 川 この川を挟んで左側地区と右側地区とに教会が一つづつある。今は統合化されたが引っ越して最初に住民登録をしたのは市役所ではなく教会であった。