JAL の A350

2019-06-15 (土)(令和元年己亥)<旧暦 5 月 13 日>(大安 癸未 八白土星)Margit Margot 第 24週 第 25692 日

 

JAL が発注したエアバス A350 の1番機が羽田空港に到着した。発注から納入まで 6年ほどかかってゐるのではないかと思ふ。JAL はこれまでボーイング一辺倒で来たけれども、これによって新たな局面を迎へた。ボーイングは 737MAX の2度にわたる墜落事故の原因解明と対策で、その信頼回復に時間がかかってゐる。日本のもうひとつの航空会社ANA も、より大型のエアバス A380 をホノルル便に就航させたのは先月末である。ANAJAL のこのニュースは、日本における世間一般の人気として、ボーイングよりエアバスに傾くかもしれない。ボーイング離れは即ちアメリカ離れを呼ぶかもしれない。日本の航空会社の意図するところは単に営業の向上に寄与するために良い飛行機を選ぶことにあったと思ふが、私企業の選択が国同士の関係に影響を及ぼすことはあると思ふ。飛行機がどんどん増えて、良質のパイロット不足も心配だが、機体を整備する態勢も人手不足にならないのか、安全は大丈夫なのか、気になるところではある。ボーイングの不具合もハイテク頼みであるがゆえの問題かもしれない。JALエアバス A350 の1番機が羽田空港に到着したその同じ日に、中部国際空港ではキャセイパシフィック航空の同型機が油圧系統トラブルで緊急着陸した。やや水を差された様なニュースだが、原因究明はしっかりして欲しいと思ふ。

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久しぶりにプールへ行った帰りに町に寄ったが、土曜日で、多くのお店は3時で閉店。町は夏休みモード。