ストックホルムへの直行便は就航するか

2019-04-23 (火)(平成31 年己亥)<旧暦 3 月 19 日>(先負 庚寅 三碧木星) Georg Göran 第 17週 第 25640 日

 

日本からスウェーデンに来る時は、直行便がないので、どこかで乗り換へなければならない。僕はいつもヘルシンキ経由で行き来する。日本からストックホルムへの直行便があれば便利だとかねてから思ってゐたが、最近どうもその様な計画があるらしい。スウェーデンに住むものとしてはエキサイティングなニュースなので調べてみた。ネックになるのは羽田空港の発着枠である。都心上空飛行ルートが認められて、スカンジナビア航空がその拡大された羽田枠を獲得できれば、これまでの成田ーコペンハーゲン線は、羽田ーコペンハーゲン線となり、これと同時に成田ーストックホルム線が新たに就航する案があるらしい。便利になるだらうと思ふが、きっと運賃も高くなるだらうから、実現したとしてもサッと乗り換へる訳にもいかないのではないか。僕は普段からキャンペーンなどを利用してなるべく安い切符を探して乗ってゐるけれども、もし通常の運賃で乗ればものすごく高くつく。どれくらいの値段になるかが着目点の第一である。また発着の時間帯がどの様に設定されるかが着目点の第二。ネット上での切符の購入が、日本の地方都市までひとつながりの切符として容易に買ふことができるかどうかも疑問である。それが着目点の第三。これまでマイレッジを JAL で貯めて来たので、新しい航空会社でマイレッジを新たに始めるかどうかが着目点の第四。同じ旅行をしても最大効率でマイルを獲得しようとするとそれなりの知識と判断が要る。日本の航空会社の場合はそれが込み入ってゐる気がする。さらに、日本の機材の飛行機に乗ると、外国のサービスとは一味違ったものがあるので、そのことが着目点の第五。就航するのがスカンジナビア航空でなくてANA が運行するのだったら良いのにと思ふ。アライアンス内のコードシェア便といふのが僕は嫌ひで、できれば正真正銘の日本の航空会社にストックホルムに乗り込んで来て欲しいのが僕の気持ちだ。これから先、どんな風になるかちょっと気になるところではある。

 

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日本の桜並木と違って、道路の中央に植わってゐる。