Bergianska Trädgården

2019-04-14 (日)(平成31 年己亥)<旧暦 3 月 10 日>(赤口 辛巳 三碧木星) Tiburtius Palmsöndagen 第 15週 第 25631 日

 

園芸や庭木に興味を持つ人はどこの国にも居ると思ふが、その国の人口に対する割合を比較するとどうなるだらう。各国の国民の植物愛好度、動物愛好度などを示す統計はあるのだらうか。ごく身近な感じ方だけで云へば、スウェーデンには、犬猫の愛好家ばかりでなく、庭木の好きな人もまた多い気がする。僕の住む小さな町にも、僕の知ってゐるだけでも、’Blomsterlandet’, ’växt och trädgård’ などの植物専門店があるばかりでなく、普通のスーパーにもちょっとした花や色々な種類の土が沢山置いてある。日本の花屋さんは高級感があって僕にはやや近づきがたいものがあるし、スーパーに置いてあるお花は植木鉢入りのものはなくてお墓参り用の切り花だけの様な気がする。土など売ってないのではないかな。ホームセンターに行けばあるのかもしれない。昔は神社のお祭りには植木市やせともの市が賑はひを見せたが、今ではどちらも見かけない。公園のお花の整備の仕方もどちらかと云へばスウェーデンの方が上の様な気がする。それを愛好する人々の層の厚さを感じるのだ。公園をお花で飾っても生産性が低く能率が悪いと日本人は心の何処かで考へてしまふのかもしれない。今日はストックホルムに行ってみたのだが、そこで、Plantagen Frescati といふお店に行ってみた。Frescati といふ地域はストックホルムの中心街よりやや北に位置してゐて、ストックホルム大学が近い。そのお店に隣接する様に Bergianska Trädgården がある。ちょっとした植物園で、天気の良い日など、のんびりするのに良い場所である。そこにはまた、Edward Anderssons Växthus といふ温室もあった。Fika もその中でできる様になってゐた。

 

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Edward Anderssons Växthus