死刑のある国・ない国

2019-04-13 (土)(平成31 年己亥)<旧暦 3 月 9 日>(大安 庚辰 二黒土星)上弦 Artur Douglas 第 15週 第 25630 日

 

11 日付の Södermanland Nyheter に色分けされた世界地図と棒グラフが出てゐたので、何だらうと思って見ると 2018 年に死刑執行された国の一覧であった。死刑執行の事実や方法が隠される場合もあると思ふからどこまで信用できるかはわからないが、そのグラフによるとダントツ多いのは中国で 1000 人。それにイラン、サウジアラビアベトナムイラク、エジプト、アメリカ、日本と続いた。それ以下にも多くの国が続くが白ロシア以外はアジア、アフリカの国々である。日本では 2018 年に 15 人が処刑されてゐる。オウム真理教の処刑が含まれてこの数字になったと思ふ。死刑執行の方法も国によって様々で、絞首刑、斬首刑、電気椅子、薬物注射、銃殺刑などがアイコンで示されてゐた。日本でも死刑はなかなか廃止されない様であるが、この様な世界地図を眺めると、死刑制度が残る国に将来は無いような気がする。残忍な犯罪が報道されるたびに、死刑制度もやむを得ないと考へる人の気持ちはわかるけれども、なんとかして日本は死刑のない国になってほしいと僕は思ふ。

 

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照りもせず 曇りもはてぬ、、、でもスウェーデンで春の夜に朧月夜を見ることはあまりないと思ふ。