故郷を見に来た留学生

2018-12-16 (日)(平成 30 年戊戌)<旧暦 11 月 10 日>(友引 壬午 一白水星) Assar 3:e advent 第50週 第 25512 日

 

暦の上では12月7日から大雪で、あと1週間もすれば冬至であるといふのに、なかなか雪が降らない師走であった。だが、今日の夕方あたりから雪になった。今日は娘と孫が電車で家に来た。Uppsala に住む女子学生も一緒に来た。その女子学生は短期の交換留学でオーストラリアから来てゐるのだった。そればかりではない。その子は実はスウェーデンで生まれてゐて、1歳かそこらの時には僕らの住むアパートの隣の棟に住んでゐたのだ。その子の母と娘とは今も仲良しである。つまり、その子は、記憶にない幼児時代の思ひ出の場所を見に来た訳で、娘は色々とその子に説明をしてやってゐた。それからみんなでカレーライスを食べたり、サフランブッレを焼いて食べたり、楽しい一日であった。3人は夕方の電車で Stockholm の方へ帰って行ったが、その頃から雪が降り始めた。

 

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Nyköping 中央駅。と言っても駅は一つしかない。街の中心部から少し離れてゐて、駅前には売店がひとつあるばかり。朝のうちはうっすらと雪化粧であった。