駐車場から出られなくなった話

日 旧暦 6 月 24 日 大安 己巳 七赤金星 下弦 Ulrik Alrik V31 25379 日目

さういへば昨日、Stockholm へ行った時、駐車場から出られなくてちょっと困ったことがあった。駐車場といふのは厚い岩をくり抜いた様にしてできてゐる。上から見るとU 字型をしてゐて、入口から入ると左右両側に駐車スペースがあり、通路をまっすぐ進んだ突き当りが左に折れて U ターンする形になってゐる。そのターンした後の帰りの進路にもやはり左右両側に駐車スペースがある。帰りの通路の先が出口である。いつもはこれで問題なく出入りできたのであるが、2ヶ月ほど前から突き当りの U ターンするところに進入禁止の柵が設けられた。何かの工事の為であるらしい。それで、当座の処置として、駐車場を出る時も入口を使ふ様になってゐた。ところが、昨日、その様にして入口から出ようとしても、車両を検出してくれなくて扉が開かなかった。困ってしまって、案内板に書いてあった電話番号へ電話したら、留守番電話が「今は夏休みなので電話の受付はやってません。皆さんも良い夏休みをお過ごしください」と言ふばかりであった。ちょっと僕は考へたが、どう考へてもその他に出口はないので、おそるおそる進入禁止の重い柵を移動させて車を反対側の進路に滑り込ませ、本来の出口へ向かってゆっくりと走らせてみた。すると、扉は難なく開いたので出ることができた。それならなぜ、あそこで進入禁止の柵が設けられてゐたのか、いくら考へてもわからない。随分と余計な時間を使ってしまった。

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