電話回線の故障

2019-09-12 (木)(令和元年己亥)<旧暦 8 月 14 日>(先負 壬子 九紫火星) Åsa Åslög 第 37週 第 25781 日

 

家の電話が通じないことに気づいたのは先月末のことである。今は個人の電話があるから家の電話はもうなくても良い様なものだが、一応まだ残してある。以前は FAX にも繋いであったので、当時はそれなりに有用であったのだが、今やもう FAX の時代でもないので存在理由はますます薄くなってゐる。電話器自体も古くなって、どこか頼りなかったので、新しい電話機を買った。無駄な買物であったかもしれない。が、ともかく新しい電話機を繋いでみたのだがやはり通じない。自分の電話から家の電話にかけてみると、あたかも呼出音がなってゐる様に聞こえるのだが、家の電話はウンともスンとも言はない。それで、電話会社に連絡した。回線の故障を直すのに1週間ほどかかると言はれた。日本の電話会社では考へられないのではないかと思ふ。でも、人手不足なので仕方ないかと辛抱強く待った。二日前に電話会社から「直ったよ」と SMS が来た。試してみると本当に電話が通じた。でも、僕は10日間も家の電話なしで過ごしたのである。その分の通信料は引いてもらへるのではないかと思って、今日また電話会社に連絡した。こんなことも、年金生活者で家で机に座ってゐる時間があるからこそできることだ。チャットで連絡するのだが、もし仕事を抱へてゐたり次に予定が控へてゐたりすると、そんな時間を見つけるのは難しい。他の作業をやりながら長く待った末にチャットが通じて、10日分の通信料は次回の請求書で引いてもらふ約束ができた。そのことはそれなりにありがたかったが、もし自分から補填を請求しなければやってくれないサービスだ。日本とはサービスの質がずいぶん違ふ気がした。

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Nyköping 川。一羽の鷺を見る。