合理的な病院

水 旧暦 5月27日 先勝 己卯 三碧木星 夏至 Alf Alvar Sommarsolståndet V25 24970 日目

昨日は病院へ行って眼底撮影検査を受けた。僕は病院のデータベースで糖尿病(本人は予備軍だと思ってゐるが)とみなされてゐるから、2 年に一度ほど、病院から眼底検査に来なさいと通知が来る。日本と違って、スウェーデンの病院には一般外来がない。病院で診てもらひたいと思っても、なかなかお医者さんに診てもらふ機会が得られない。Vård Centralen で相談して、紹介状を書いてもらへれば、病院へ行くことができるが、それでも、今なら、診てもらへるのは多分 10 月ごろになる。病状によってはそれまでに悪化する場合もあらうし、診てもらふ時期には自然治癒してしまふこともあるかしれない。そんな状況だから、病院から呼び出されれば、お医者さんに会へる得難い機会であると思って指定された日時に出かけた。撮影された写真を直ちに見せてもらって、2 年前の状況との比較なども説明していただいた。病院では会計がなかった。後で郵便で請求書が送られて来るから、それに従って銀行振込すれば良いとのこと。病院の業務を徹底して合理化してゐることが伺はれる。日本の病院も会計窓口を無くして全て事後の銀行振込にしてしまへば随分合理化されて、患者も待ち時間が減ると思ふが、日本ではそこまでの合理化はできないのではないかと思ふ。文化の違ひであるといふほかはない。