日 旧暦 12月11日 仏滅 乙未 五黄土星 Erland V1 24794 日目
テレワークといふのか、わざわざ職場に出なくても働くことのできる体制が広まりつつある。でも、もしも在宅勤務ができる様になると、時間のけじめをつけにくくなるのではないかと危惧する。人はやはり、カバンを持って朝玄関を出てこそ、仕事に行くぞといふ実感が湧くのではないかと思ふ。でも、玄関を出た後、長い通勤時間をかけて職場へ向かうのではなくて、もし家から歩いてすぐのところに「お仕事サテライト」があったら便利だろうなと思ふ。そこは家でもなければ職場でもない、喫茶店でもない。家の近くの出張職場だ。本当の職場へ行くのは週に一度くらゐにすれば、通勤ラッシュに悩まされることも少なくなるだろうし、膨大な通勤時間が節約できる。将来はその様な自宅近くの「第二の職場」が随所にできて、そこで働くことのできるスタイルが普及しないだろうか。あるひは、大会社が本社を丸の内などの一箇所に集中させてデンと置くのでなくて、都内の何箇所にも分散させて置き、従業員の通勤負担を軽減させるアイデアだってあるのではないだろうか。
