地方で生きるのは

2019-01-08 (火)((未定)1 年己亥)<旧暦 12 月 3 日>(友引 乙巳 六白金星)Erland  第2週 第 25534 日

 

2011 年の東日本大震災があってから、東京への一極集中は緩和するのではないかと僕は密かに期待したのだが、実際はますます集中の度を深めてゐる様である。今日の朝日新聞に「AI が予想する2万通りの日本の未来」といふ記事があったが、そのはじめの方に、「放っておけば、人は都市に集中する。地方へ出る若者が増えることが、「未来」を変える第1歩だ」と書いてあった。その通りだとは思ふのだが、若者にとって地方はそんなに魅力があるだらうか。人生の後半に差し掛かった人なら、地方に暮らすことの良さも分かると思ふが、若い人は都会に出たがるのではないか。僕自身も高校時代には都会ってどんなところだらう、そんなところで生活してみたいなと思ったものだった。若い人に向かって、生まれた場所にいつまでも居ろといふのは酷な言ひ方だと思ふ。若いうちに色々なところへ行って生活してみるのは大事なことであるとも思ふ。どこかに出て行くならやはり都会が良いと思ふのは自然な感情ではないか。若者が地方に出るのを嫌がるなら、中年が率先して地方に出ることを考へてはどうかとも思ふ。

 

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今朝は少し雪が降った。気圧は 988 hPa。気温はプラス1℃。小寒にしては暖かだ。