もんじゅのニュース

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今日のスウェーデンの新聞 Ny Teknik の WEB 版に、日本の高速増殖炉もんじゅ」についての記事が載った。「もんじゅ」は近いうちに廃炉になるであろうと共同通信に対して政府から発表があったと書かれてゐた。エッと驚いて、日本の新聞や NHK のホームページを見てみたが、その様な記事は見当たらなかった。僕の理解では、もんじゅは長年にわたってトラブル続きで運転再開は容易でなく、これまで管理体制の見直しなどが進められて来たけれども、一応は運転再開を目指してゐると理解してゐた。ところが、今日の Ny Teknik の記事では、文面からは廃炉が本決まりの様な印象を受けた。もし、本当にさうであるなら、日本の余剰プルトニウムはこの先どうなるのか、問題は簡単ではない。それを契機に日本で一気に脱原発が進むこともありうる。脱原発を叫ぶ人たちは、地政学的リスクや、来るべき将来に日本にエネルギーが枯渇するかもしれないリスクをあまりにも無責任に軽んじてゐるのではないかと、僕は、日本の将来のために憂れふる。