Ume〓 の町

火 旧暦 5月10日 友引 丁卯 六白金星 Håkan Hakon V24 24587 日目

Lugnvik をお昼前に出発して旅の2日目は E4 をさらに北上した。今日もお天気に恵まれて、ボスニア湾沿ひに美しい景色を楽しむことができた。午後3時ごろ Umeå に着いた。Umeå の東の郊外に First Camp といふキャンプ場があり、今日と明日の2泊はそのコテッジの一つを借りることにした。宿泊の手続きが済んだ後で町の中心部へ行き、自動車を駅前の駐車場に止めて、初めての町を歩いてみた。小さい町ではあるが、大学もあり、オペラハウスもあり、よその町より若者を多く見かけるようであった。student の白い帽子をかぶった若い人も見かけたが、もし今日が student festival であるなら、それにしてはさほど馬鹿騒ぎも無い、落ち着いた感じがした。

日本語でも身近な語ほど音節が短い。例へば、「手」「歯」「目」「芽」「木」などは一音節である。スウェーデン語にも一音節だけの語がある。”å” (オ)は「川」を表し、”ö”(エ) は「島」を表す。それだけこの国の人たちには川や島が身近なものだと思はれる。Umeå はウメ川、Skellefteå はシェレフテ川、Piteå はピテ川、Luleå はルレ川の様になる。これらの地名が表す様にこの辺りには幾本もの川がボスニア湾に注いでゐる。 森と川に恵まれた美しい地域である。