Vindel〓lven に沿って

水 旧暦 5月11日 先負 戊辰 五黄土星 Margit Margot V24 24588 日目

Umeå 在住の日本人の方とそのご主人があって、訪ねてえらいおもてなしを受けた。Vindelälven といふ川に沿ふ道をドライブして Vindeln へ連れて行っていただいた。ご主人はもう少し北の Kussjön といふ湖の近くのご出身で、そのあたりまで案内していただいた。Vindelälven は早瀬が忙しい音を立てて流れてゐた。季節によって水量が変はったりするとのことである。昔は丸太の木材を川に流して下流に運んだ様である。森と泉に囲まれた林業の盛んな国である。吊り橋も渡った。しっかりとした橋ではあるが、もちろん揺れる。帽子などが風で飛ばされると幅広い川の急流に流されてしまふので緊張した。帰りは Ume älven に沿った E12 をドライブして Umeå に戻った。この道は blå vägen (青い道)とも呼ばれる。川の途中に水力発電所も見受けられた。スウェーデン水力発電の盛んな国でもある。家に戻ってからは手作りのフランス料理までご馳走になって、見たこともなかったアーティチョークとか、大きなますをオーブンで焼いたものもいただいた。僕にも人をもてなすことがないではないが、今日もてなされたほど心を込めたもてなし方はできるものではないと思ったことだった。