餅つき

土 旧暦 11月23日 先負 癸未 二黒土星 下弦 Svea V53 24423日目

正月と言へばやはり餅が欲しい。今日は新年の二日目、同居人も今日は休日。ちょっと年始に近い挨拶回りに一軒だけ尋ねた後、我が家の餅つきとなった。と言っても20年前から持ってゐる餅つき機(三菱電機製 OM-189)を使ふので、「むす」工程も「つく」工程も機械がやってくれる。変圧器(1KVA)で100Vに変圧した電源につなぐ。手間はさほどかからないが、お米を前日から水につけておくなどの前準備が要るので、思ひついてもすぐにはできないところが一つのポイントである。毎年やってゐる事なので大体のやり方は分かってゐるが、それでもトリセツを読み直す。出来上がったお餅を手で丸めるところは、両掌に挟んだ餅をなるべく力をかけて潰す様な感じで次第に丸めた方がうまく行く感じがする。同じ大きさに揃へると見栄えは良いのだが、ほんの少しだけ食べたい時もあるし、血糖値対策にはあまり良くない食品なので、小粒の餅も混ぜて大小とりどりの餅になった。正月に餅を喰ふ幸せ。それは日本人にしか分からない。いや、日本人だって、若い人たちには、かつての日本人が抱いてゐた、あのお餅への感謝の気持ちは分からないかもしれない。