世を騒がせる人たち

2022-12-22 (木)(令和4年壬寅)<旧暦 11 月 29 日>(先負 己酉 六白金星)冬至 Natanael Jonatan 第 51 週 第 26980 日

 

世を騒がせることに生き甲斐を感じる人ってゐるのではないかと思ふ。といふか、世の中のほとんどの人は、心のどこかに世を騒がせたいと云ふ欲望を持ってゐるのではないかと思ふ。トランプ元大統領を始めとして、イーロン・マスクとか、大物はやはり外国人か。日本人はどこか控へめな印象もあるが、この頃は露骨に目立ちたがる人も多いのではないかと思ふ。およそ、有名人たちは、若い頃から「有名になりたい」と思って這ひ上がって来た人は少ないのではないか。何かしら自分を磨くうちに気がつけば有名になってゐたと云ふ人が多いのではないかと思ふ。だから、目立ちたい、有名になりたい、世を騒がせたいと云ふ欲望を、小さい頃から抑へる様に言って聞かせることが大事ではないかと思ふ。いきなり電車の中で火を付ける人間とか、群衆に向かってトラックを暴走させる人間とか、大学のキャンパスで教授に斬りかかる人間などは、心のどこかに世を騒がせたいと云ふ欲望を持ってゐて、それが犯罪の引き金になってゐると思ふ。

町で。昨日の午後。