人口問題と貧困

2021-09-17 (金)(令和3年辛丑)<旧暦 8 月 11 日> (赤口 戊辰 八白土星) Hildegard Magnhild 第 37 週 第 26515 日

 

貧困と格差問題を考へながら散歩をしてゐて、人口の増加が貧困の原因になってゐるのではないかと思ひ当たった。当たり前の常識なのかもしれない。それで、家に戻ってネットで検索してみると、やはりそこには密接な関係があると書いてあった。人口学の祖であるマルサスも「人口論」の中で、貧困の背景に人口増加があると述べてゐると云ふ。なるほどと思ふ。でも、現代の一般的な論調の中で貧困が人口問題に絡めて論じられることは少ないのではないかと思ふ。人口は制御できるものではないので初めから論外にしてゐるのだろうか。人手が足りないからと言って外国から労働者に来てもらふ政策は誤ってゐると思ふ。それは結局は人口を増加させることになるからだ。格差はさらに広がってしまふ。今ここにあるだけの労働力を前提にして成り立つ規模の経済社会を築けば良いのだと思ふ。そのような政策が結局は貧富の差の拡大に歯止めをかけうるのではないかと思ふ。

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目覚まし散歩は雨の中。やさしい雨であったので外に出てみた。