本の日替はりセール

月 旧暦 8月8日 先負 乙亥 一白水星 二百十日 Samuel Sam V36 23945日目

Amazon Kindle ストアから毎日メールが来る。「本日のKindle日替わりセール」と題して、毎日1冊、こんな本はいかがですか、と電子書籍の購読勧誘をして来るのである。その日のうちに買へば安く買ふことができるが、翌日になると定価に戻って仕舞ふ。中には読みたい本を勧誘して来る事もあるので、これまでに何度か注文した。町の書店で本を買ふ時は、お店に来たついでに何冊かの本をまとめて買ってしまふことがあるが、電子書籍の場合は欲しいと思へば自分の部屋でワンクリックすればダウンロードできるからまとめ買ひをする必要も無い。それでは本がなかなか売れないと言ふことなのかもしれない。日替はりセールで勧められる本は時代の傾向も映してゐる様である。ただ、僕は本をなかなか読まないのでデバイスの上にどんどん本が溜まる一方である。購入した本をデバイス上から消し去っても、多分いつでもクラウドからダウンロードできるのだらうと思ふけれども、買った本をまだ一度も消し去った事が無い。年金生活に入ったらもっと本を読む時間があるべきだと思ってゐたが、意外に本を読む時間がない。と言ふより、結局あまり読む気がないと言ふことなのかも知れない。遅読であるのも問題ではある。