土用丑の日に思ふこと

火 旧暦 7月3日 先負 辛丑 八白土星 Olof V31 23911日目

今日は土用丑の日。と言っても今年はニホンウナギの絶滅危惧が発表されてゐるので、ウナギを食べる人の気持ちは複雑だったらうと思ふ。長い目で見ると、これから先、土用丑の日にウナギを食べる習慣は次第に消えて行くのかもしれない。が、将来起こるカタストロフィーがその程度で済めば良いが、くらいに僕は思ってゐる。この地上で水はこれからますます貴重品になるだらう。もっと恐ろしいことは、先日も書いたが、世界中の電子計算機が一斉に動かなくことだ。さうなると、人、モノ、金のあらゆる流通がストップし、世界中の銀行も商店も営業を停止する。スマホも全く用をなさない。給料日が来ても入金されないし、ATMも使へない。世界的な規模でさういふことが起こると、何日待っても誰も助けに来てくれない。人は自分の居るところから自分の足で歩ける範囲しか動けなくなる。食糧もすぐに底をつく。そんな事態になったらどうしよう。もしも地球の磁極が反転する様な事象が起こればオゾンホールどころの騒ぎではなくなる。インターネットは人類が築いた現代のバベルの塔の様にも見える。人類の生存があまりにも文明に依存しすぎたその驕りの結果として、神の怒りをかって、ある日突然文明が崩壊してしまふことは無いだらうかと、密かに案じてゐる。あらゆる場合を想定するのは難しいし、それぞれの場合の対応策を考へるのはもっと難しい。