地球に似た星

土 旧暦 4月5日 友引 甲戌 五黄土星 憲法記念日 John Jane V18 23824日目

NHKラジオ第1放送の朝のラジオ体操に続く声のエッセイの様な番組で、国立天文台副台長の渡部潤一さんが地球に似た星が発見されたことについて解説してゐた。興味を惹かれたので自分へのメモとして聞き取ったことを書き留めて置く。ケプラー宇宙望遠鏡を使って発見された地球に似た星とは、白鳥座方向に500光年離れたところにある。太陽に相当する恒星ケプラー186の周りを回るいくつかの惑星のうち、割と外側にケプラー186fと命名された星があり、その自転周期は130日で、大きさは地球とほぼ同じ大きさ(1.1倍)と言ふ。自転周期が短いが中心の太陽も小型なので、条件は我が太陽系の太陽と地球の関係に似てゐるのだと言ふ。そんな遠い星の様子をどうやって測定するのかと言へば、衛星の太陽面通過時のデータから分かるのださうである。広大な宇宙のピンポイントみたいな対象の測定だから、驚いてしまふ。酸素、あるひは、オゾンがあるかどうかが、生命の存否を占ふ鍵であると言ふ。それもまた太陽面通過時のデータから分析可能であるとのこと。マウイ島すばる天文台に隣接して、さらに大きな直径30メートルの望遠鏡も建設されつつあると言ふ。いやはやすごいと思ふ。でも、130日で1年が来てしまふなんて、やっぱりさういふ星には住めませんね、僕は。