2か月雪に埋もれた人

日 旧暦1月28日 仏滅 庚戌 二黒土星 Gabriella Ella Fastlagssöndagen V07 23021日目

日曜日の今日、スウェーデンではこの頃どうなっているだろうかと思って、Dagens Nyheter のウエブサイトを見た。するとどうだろう。45歳の男の人が車ごと雪に埋もれて、2か月の間食べ物も無くて生き延びたというのである。驚いた。このニュースは間もなく日本でもラジオで流れた。場所は遥か北の町ウメオからさらに10キロほど北の、高速道路から1.5kmほど離れた、森へ続く小道のつきあたりである。12月のある日そこへ車を停めた後ひどい雪に見舞われて、そのまま埋もれてしまったようである。あの辺の12月といえば、冬は1日中殆ど暗い。正午の前後にしばらく明るくなるばかりである。そんな暗い場所に埋もれて、食事も無しに、暖房も無しによくも2か月も生き延びたものだと驚くばかりである。雪だけを食べていたのであろう。それでよく生命が維持できたものだと思う。苦しかったろうなと思う。大変な精神力でもあると思う。スウェーデンもうんと北の方へ行くと、夜など、1時間走っても1台の車にもすれ違わないこともある。こういう場所では現代では携帯電話は必需品であると思った。