新通貨単位ジュール

火 旧暦12月3日 友引 丙辰 八白土星 Johannes Johan V52 22967日目

ヨーロッパにユーロの不安があり、アメリカでもドルの先行きが読めず、日本だって歴史的円高と言いつつ、この先経済がどうなるか分かったものではない。グローバルの時代には通貨の破綻は世界同時進行で起こるかもしれない。そうなった時、人はどうするだろう。そうなった時、提案であるが、いっそ、世界の通貨単位をジュールで統一してはどうか。ジュールというのは、むろん、もともと物理学でいう熱量の単位であるが、これをいっそ、世界共通の通貨単位とするのである。カロリーでも良いのだが、やはり、ジュールが良い。同じカロリーを持つ食品は、品種を問わず、国を問わず、すべて同じ値段になる。電気代は使用したキロワット時を基に計算されているが、メータをジュールで読んで、それが、そのまま電気代になるのである。タクシー代も、何馬力のエンジンを持った車を何分走らせたから、料金は合計何ジュール、と言う風に計算するのである。人件費という発想はない。肉体労働をすればその仕事の分が収入になるが、椅子に座っているだけでは収入にならない。人が1日に摂取すべき熱量が2000kcal であるなら、それをジュールに換算して、国民はすべて、最低でもそれだけのジュールの収入が保証されるようにする。僕たちの文明が崩壊するとすればそれはエネルギー危機を発端とするに違いない。それを防ぐためにもジュールを通貨単位として、人々にエネルギーの大切さを自覚してもらわなければならないと思う。そうなった時、僕の年収は何ジュールかな。