お墓詣り

日 旧暦10月25日 仏滅 己卯 九紫火星 Domsöndagen Pontus Marina V46 22929日目

日曜日で、故郷の町までバスで行って来た。福井まで来ているのに、毎日忙しくてなかなか家まで行くことが出来なかったが、今日はお墓詣りもして来た。お墓とは人の魂がそこに留まる場所ではないだろうと僕は思っている。だが、だからといって放っておいて一向に構わない、とまでは考えない。そこは亡き人との魂の交流のきっかけを与える場所にはなりうるだろうと思っている。表面的な義務感に追い立てられてお墓詣りをしても意味が無いとも思う。今日は雨が降ったりやんだりした。日がさしたかと思うとパラパラと雨になった。パラパラと降り始めたかと思うとみるみるうちに降りの勢いが強くなった。部屋にいても、風が騒いで屋根をたたく雨音が急に強くなり、そうかと思うとすぐにまた静かになった。大気が不安定であるようだ。お墓参りには雨の止み間に行った。日本のろうそくは屋外ではすぐに消えてしまうので、スウェーデンから持って来たお墓用のろうそくを使った。これは長時間灯しつづけるろうそくである。日本にはこのようなろうそくは売っていないのだろうか。