戦後66年

日 旧暦7月22日 仏滅 戊申 一白水星 Jon Jonna 9e. tref. V33 22838日目

今日も涼しく、時々雨が降った。お盆も終わって、日本でも気候は秋に向かうようである。終戦記念日とお盆が同じ時期であるということには、昭和、平成を生きる日本人には意味の深いものがあると思う。都会の高層ビル群を眺めていると日本が戦争をしたのは本当に昔のことであったのだなと思われる。戦後に生まれたものにとって、戦争に対する責任は無いという考えもあるかもしれないが、日本はなぜ戦争をしてしまったかを多面的に考え続けることは大事であると思う。戦争を表面的に批判することは簡単であるが、もしも自分がその場に置かれたら一体何ができただろうかと思うと、結局何もできなかったに違いない自分に気づく。戦争にしろ、災害にしろ、人間は与えられた運命を受け入れることしかできないという一面がある。でもその中で、自分の生き方と与えられる運命との間の相互の働きかけについて思いを巡らせてみることは大事であると思う。自分の血液の中には戦争をしてしまった民族の遺伝子が流れていることを忘れてはいけない。それが戦後に生まれたものの戦争の責任の取り方である。