現代の時代劇

水 旧暦 2月2日 先負 丙寅 九紫火星 Gertrud V11 22317日目

テレビでたまに時代劇を見ることがあるが、この頃の一般的な傾向として、ドラマが現代風にアレンジされすぎているのではないかと思うことがある。服装や道具や舞台だけ時代物を借りてきて、その中で現代を演じているような気がしないでもない。男と女のおしゃべりなど、実際はあんな風ではなかったんじゃないかと思うことも時々ある。そのように脚色しなければ視聴率が下がるのだろうか。それぞれの時代にあって、社会のきまりはどのようであり、人は何を考え、何を信じ、どのように生きたかが髣髴と浮かび上がってこなければ時代劇の意味は少ないように思う。