ご飯と味噌汁

水 旧暦 10月9日 赤口 甲戌 五黄土星 上弦 Katarina Katja V48 22205日目

白いご飯が無かったら僕は何ヶ月耐えられるであろうか。一月や二月は平気でないかと思う。何年も前、スウェーデンに住み始めた最初の一月は白いご飯が恋しくて仕方なかった。日本から送った荷物の中にお米を見出した時、おにぎりにして食べたら例えようも無くうまかった。忘れられない味の思い出である。ところが長くこちらに住むうちに、白いご飯が恋しいとそれほど思わなくなった。家では毎日夕食にご飯をいただいているので、むろんそのせいもあるだろう。でも、同居人がしばらく居ない時などでも、ご飯を炊かずとも結構やっていけるような気もする。しかし、疲れた日にはやはり白いご飯と味噌汁がありがたい。味噌汁には形の崩れていない、それでいて口に含むとすぐにとろけるジャガイモが入っているともう最高である。その次は油揚げの味噌汁、その次はお豆腐の味噌汁、と言う風に、味噌汁でも好みの順が決まっている。ひとりの時はよくインスタント味噌汁を食べる。お椀の中をいつもかき回していないと味噌が底に沈むようなものでも、味噌汁はうまい。