インフルエンザの一週間

金 旧暦 12月 28日 先負 戊辰 五黄土星 Frej Freja V4 21899日目 1.3℃

先週の水曜日に様子が怪しくなって、朝起きるのも非常に辛かったのであるが、起きてしまえばさほど辛くも無い。この分なら、睡眠さえ多めにとれば何とかのりきれるかと思って仕事に出た。実際、先週はそんな風にして普段のことができたのであるが、日曜日から熱を出し、今週はすっかり仕事を休んでしまった。今日は漸くブログを書くことができるまでに回復した。どうもインフルエンザのようであるが、病院へは行かずしまいである。スウェーデンの僕らの町には外来患者の行く病院がないに等しい。朝の決められた30分間の時間帯に電話で診察予約の申し込みをすることになっている。その場では予約が成立しなくて、お昼近くになってから電話がかかってきて、何日の何時に来いと言われる。行って見れば、この程度の症状なら家で静かに寝ていなさいと言われるばかりである。そうなることが分かっているものであるから、骨を折って順番待ちの電話で診察予約する気も起こらないのである。こうして熱と頭痛に悩まされながら今週が過ぎた。今年の僕の目標は持ち物を見直す、ということであるが、日課も見直さなければならないと思った。ひとつはプールに行く回数を週1回くらいまで減らそうかと思う。あれは運動した後気持ちが良いが、相当の体力を消耗するので、それを維持するには睡眠時間もたくさん取らねば体が弱ってしまうのである。昔、吉永小百合が毎日千メートル泳ぎましょうと、テレビで言っていた事があって、美女に誘われる時の悪い癖で、よし僕もと思って、毎日千メートルに挑戦したこともあったが、連続すると数週間で身体の調子を崩すことが経験的にわかった。自分に合った運動量を模索し、毎日五百メートルに目標を落とした。仕事などで行かない日も多いのであるが、それでもきついので今年は水泳を目標から外そうかとも思う。もっと暮らしをシンプルにしないと体が続かない。厳しい戒律に生きる修行僧などは風邪もひかないのであろうが、在俗の僕らはそのようなレベルにはなかなか近づけるものではない。

ここもまた 煩悩の宿 雪あかり