阪神大震災から14年

土 旧暦 12月 22日 先負 壬戊 八白土星 Anton Tony V3 21893日目 -2.3℃

阪神大震災から14年が過ぎた。あの時はスウェーデンの新聞でもトップ記事であった。ついそのひと月ほど前には、大江健三郎ノーベル賞を受賞して、日本国内は喜びが大きかったのであるが、年が改まると阪神淡路地区の地震でぴしゃりとやられた。3月頃からはオーム真理教の事件が起こるなどして、1995年はひとつの転換期であったような年である。14年経った今年、12月には複数の日本人のノーベル賞受賞があったが、世界的な経済危機で先行きは見えない。変な方向への転換期にならないように祈るばかりである。この14年間に世界の各地で起きた地震津波の被害の何と大きく、またその頻発の度合いの何と高いことかと思う。かと言ってどんな対策をして良いのやら分からないし。寺田虎彦の言葉「忘れるな。天災は忘れた頃にやって来る」。