間一髪のルフトハンザ機

火 旧暦1月27日 先負 癸卯 一白水星 Adrian, Adriana V10 21574日目

ルフトハンザ機がハンブルクの空港で、あわや着陸に失敗するところを、間一髪の判断でゴーアラウンドして事故を免れたというニュースをテレビで見た。左翼が既に滑走路に接触していて、相当にきわどかった。着陸時の飛行機にとって風は大敵である。どんなに事故が起きないように努力していても、これから先も飛行機事故はある確率で起きてしまうのではないかと思う。それは文明の利器を利用するものが払わなければならない最小限のリスクであるとも思う。もしも自分がそのような事故に巻き込まれてしまったら、そのように自分に言い聞かせるしかない。これからの飛行機は大型化してより大量輸送に向かう傾向と、むしろ小型化する傾向と、両方あるらしい。僕は小型化路線に賛成である。理由はふたつある。第一の理由は、飛行機事故は、ある頻度でこれから先も起こるから、その犠牲を小さくする為に、小さい飛行機であって欲しいということ。第二の理由は、ハブ空港での乗換えから脱却して、出発地から目的地へ乗り換えなしに直行できるように目ざして欲しい、そのためには組み合わせの数を増やして小さな飛行機の方が良いということ。