Ryanair が Skavsta 空港から撤退する

2019-12-07 (土)(令和元年己亥)<旧暦 11 月 11 日> 先負 戊寅 六白金星)大雪 Angela Angelika  第 49 週 第 25866 日

 

Södermanlandsnyheter に出てゐた記事によると、Ryanair が Skavsta 空港から撤退すると出てゐた。いきなりすごいニュースだなと思った。Ryanair はアイルランドの航空会社で、ヨーロッパ路線 LCC の中核である。Stockholm 空港としては市の中心部からかなり外れた Skavsta 空港をベースとして来た。ここからヨーロッパの多くの都市に伸びる路線があり、これまで順調に拡大を続けて来た。空港の近くには大きなホテルも建設され、Nyköping の町の産業のために随分貢献して来たと思ふが、Skavsta 空港をこれからは使はない方針が出て、町の大きなニュースになった。閉鎖の理由は新しい機体の導入が追ひつかないからであると書いてあった。Ryanair は導入機体を Boeing 737 型機に絞って、保守などの効率化をはかって来たが、737MAX で2件の事故が相次いでからBoeing の新機種導入がスムーズにいかなくなったものらしい。Skavsta 空港は Ryanair が主力航空会社であった。地元にとっては残念なニュースである。

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初冬の空。