兄のお通夜

日 旧暦12月6日 大安 壬子 四緑木星 Knut 1e.trett.d. Tjugondedag jul V02 21523日目

老少不定と昔から言うが、一口でそう言うものの、まだ若い人の死ほど痛ましいものは無い。天寿を全うした人をおくるのであれば、もう少し楽であったろうと思う。まだ現役の人の死であったので弔問客も多かった。何年も、あるいは何十年も会ったことの無い親戚や友達にも会った。こういう場でなければ会うことが無いほど、それぞれはそれぞれの暮らしを営んでいる。どんな風に挨拶をして良いのかも分からない。また、自分から挨拶する元気もどこか乏しい。天命とはなんであろうか。すべては目に見えない力で動いている。人の死もきっとこれからも続く長い営みのひとつの過程であろうと思う。万物は流転する。不生不滅、不垢不浄、不増不減。あまり悲しんではいけないのであるとも思う。