お餅の休日

日 旧暦11月7日 大安 甲申 三碧木星 Assar 3 i advent V50 21495日目 -1.1℃

スウェーデンに来て間もない頃、僕達親子三人をまるで親戚のように面倒を見てくれた隣人ご夫婦がある。言葉もしっかり通じない僕らに何故そのように親切にして下さったのかは分からない。世話になってしまうと段々横着になって、そのことが当然のことのように錯覚してしまうが、僕らが今あるのはまことにこの人たちのお陰であると時々思い返している。そのご夫婦も2年ほど前に引っ越していかれた。お孫さんの近くに家を新築して移られたのである。同じ市内ではあるが遠くなった。あまりに疎遠になってしまうので、久しぶりに今日は家にお招きしようと予定していた。ところがどうしたことか同居人が朝から元気が無く、来てもくつろいでいただけそうにないようであるので、急遽お断りの電話を入れた。同居人は一日ゆっくり寝て、夜には元気を取り戻した。僕は急に時間が空いたので、お餅を焼いてゆっくりした。お正月の先取り気分である。僕は自分自身のためにブログを書いているのであるが、どうもこのブログを読んでくれる奇特な人も何人かは居るらしい事をうすうす感じ取っている。もし、このブログを読んだあなたがこの近くにお住まいなら、まだ家にお餅がありますから、どうぞ食べにお出でください。そうでない人は写真だけ見て我慢してね。ではおやすみなさい。