春分の日

2024-03-20 (水)(令和6年甲辰)<旧暦 2 月 11 日>(赤口 癸未 八白土星春分 vårdagsjämning Joakim Kim    第 12 週 第 27434 日

 

今年の春分の日は、3月20日である。地球の自転軸は、太陽の周りを回る軌道面に対し23,4度傾いてゐるために、太陽が北半球側を照らす時期と南半球側を照らす時期に分かれる。春分秋分はそれがちょうど入れ替はる日である。春分の日の今日からはお日様は次第に北半球側を照らす様になる。そして6月の夏至の日に最高位に達する。夏至の日の正午に北回帰線上に立てば、お日様は頭のてっぺんに来る。日本はそれよりもっと北にあるので、夏至の日に太陽が高いと感じても、頭のてっぺんまで来ることはない。スウェーデンはさらにもっと北にあるので、太陽の高さはさらに低い。北欧に来れば太陽の一日の動きは昇って沈むといふより横にすべる感じなので、なかなか日が沈まない。北欧では斜めからさすお日様の光が眩しくて自動車を運転しにくい時間帯が長い。その季節には北欧でもうんと北に行けば真夜中の太陽が見られる。白夜である。逆に冬は一日中お日様は地平線の下にある。つまり日が昇らない。そのようになる地域は北極圏と呼ばれてゐる。ところで、この春分の日には、日本に居てもスウェーデンに居ても、太陽は真東から昇り、真西に沈む。昼の長さと夜の長さがほぼ等しい。春分の日は太陽が春分点を通過する日であるので、年によって二、三日ずれることが普通である。この春分の日のあとの満月のあとに来る日曜日が復活祭である。今年の復活祭は3月31日である。

家のすぐそばの木々も 今日が春分だって きっとわかってると思ふ