夏至

2019-06-22 (土)(令和元年己亥)<旧暦 5 月 20 日>(赤口 庚寅 一白水星)夏至 Paulina Paula Midsommardagen 🇸🇪 第 25週 第 25699 日

 

地球は太陽の周りを回ってゐる。ごく当たり前のことだが何億年も休まず同じことを繰り返してゐると聞くと不思議にも思ふ。もし太陽と地球の全体をスッポリと見下ろすことができるほどの場所に立てば、地球は米粒のように小さくてどこにあるのか分からないほどだ。もし人が現実にそんな視座を得たならば、自分の抱へる悩みや苦しみも相対化されるのではないかと思ふこともある。それほどにちっぽけな地球であるが、自転軸がわづかに傾いてゐるために四季がある。今日は北半球で太陽が一番高い所に来る日だ。日本は緯度が低いので太陽が南中すれば随分と高いところまで行くが、それでも天頂にまでは届かない。もっと南の国へ行けば頭のてっぺんに太陽が来る。それが北回帰線で、台湾や香港のあるあたりの緯度になる。ちなみに北回帰線は英語では Tropic of Cancer、スウェーデン語では Kräftans vändkrets といふ。Cancer は蟹座で蟹座回帰線。ついでに南回帰線は英語では Tropic of Capricorn、スウェーデン語では Stenbockens vändkrets。こちらは山羊座回帰線。Tropic といふと熱帯を連想するが、それは、このふたつの回帰線 Tropics に挟まれた地域が熱帯であるからさうなった。ヘンリー・ミラーの著作に同名の小説がある。それよりずっと高緯度にあるスウェーデンでは太陽は南中しても高度は低い。低いと言っても感覚的には高い空まで昇ってくれる。回転軸が起き上がった角度で北極星はてっぺん近くを指すので、北寄りに移ってくれた太陽は夕方になってもなかなか日が沈まない。スウェーデンでももっと北に行くと、軸はさらに立ち上がってついに日没しない場所がある。それが北極圏である。その境界線は北極線と呼ばれ、これもついでに書くと英語で Arctic Circle、スウェーデン語で norra polcirkeln。また、南極線の方は英語で Atlantic Circle、スウェーデン語で Södra polcirkeln。以上は今日勉強したてのことを書いたが、これらの単語がなかなか覚えられない。明日はきっと忘れる。

 

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夕方だけど夏空。