パレスチナ問題が再燃

2023-10-07 (土)(令和5年癸卯)<旧暦 8 月 23 日>(赤口 戊戌 五黄土星) Birgitta Britta    第 40 週 第 27269 日

 

今日は大きなニュースが飛び込んで来た。僕は時事関係の話題はあまりブログに書きたくない(状況が飲み込めないので書けない)のだが、コトがあまりに大きさうでこれからの世界がどうなるのか分からない恐ろしさを感じて、落ち着かない。ロシアによるウクライナ侵攻にまだ解決の兆しが見えない中で、今度はイスラエルパレスチナの間の根深い問題が一気に再燃した。パレスチナ自治区ガザからイスラエルに対して5000発のロケット弾攻撃がなされたといふ。かつてなかったほどの大規模な攻撃である。死傷者も多数出てゐる。イスラエルは臨戦態勢を宣言した。世界はますます緊張していく。第4次中東戦争の勃発から50年目の日にパレスチナの攻撃が始まったことにも、偶発的ではない攻撃側の強い意図を感じてしまふ。パレスチナにしてみれば、おとなしくじっと我慢を続ければ自分たちは世界から忘れ去られ、うやむやのうちに黙殺されるだけだと考へた上での、起死回生の攻撃開始であったかもしれない。武力同士の争ひをなんとかやめてもらえぬものかと切に思ふ。かつてのオスロ合意も結局は形だけの合意であったかしれない。新たな真の合意をどうか目指してほしい。

秋らしい涼しさ。風がやや強かった。