朝の散歩

2023-08-14 (月)(令和5年癸卯)<旧暦 6 月 28 日>(先負 甲辰 五黄土星) Uno    第 33 週 第 27215 日

 

血糖値高めの僕に眼底検査の日。検査では瞳が開かされて、世の中がとても明るく見える様になる。それで検査のあと2時間は運転しないようにと案内書にあった。Lasarett へはバスで行くことにした。いつも午前中は家から出ることはないのだが、今朝は用事を軽く済ませてから家を出た。すると、緑樹が夏の光に映えて、なんて気持ちが良いのだらうと感じた。気温は15℃。散歩など一日のうちのどの時間でも同じであると思ひがちだが、この季節の朝の散歩には、他の時間帯では得られない感動があると改めて知る。こんなに素晴らしい朝があるのに、いつも寝てばかりゐて、損をしてゐるんだねとも思った。起きてしまへばさう思へるのだが、やはり朝起き上がることは難しい。やっと起き上がっても次々と用事があって、散歩は午後になってしまふ。日課の優先度を変へないといけないかもしれない。バスターミナルで降りてからLasarett までも歩いた。背中から暖かい日の光を受けて気持ち良かった。が、しばらく歩くと暑くなってきた。ジャケットを脱ぐ。僕よりも年長らしい人が半袖姿で颯爽と僕を追ひ越して行った。僕はもう随分とゆっくりしか歩けないのだなと思ふ。その人もLasarett に用事があるのか、遠くの建物に消え入る様に姿を消した。検査は無事に終はった。サングラスを着用する。帰りはLasarett からバスに乗った。本数は少ないのだが、ちょうど良い時間に来てくれたのでそれに乗った。そのバスの乗客はバスターミナルまで僕ひとりであった。ちなみに我が町の市内バスの運賃は結構高い。行きに30クローネ、帰りに30クローネ。乗った時にカードをかざして課金されるがその時刻から1時間以内であればどの路線のバスに乗り換へても追加料金は取られない。用事が1時間以内で済めば往復しても30クローネで済むこともありうる。今日の場合は行き帰りの運賃を合はせると60クローネになった。日本円では810円ほどになる。やはり少し高い気がする。

バスターミナル近くの Teaterparken で