陸自ヘリ事故

2023-04-18 (火)(令和5年癸卯)<旧暦 2 月 28 日>(大安 丙午 四緑木星) Valdemar Volmar  第 16 週 第 27097 日

 

4月6日に沖縄県宮古島付近で10人が搭乗した陸上自衛隊ヘリコプターが行方不明になった事件は、その後も海中の捜索が続けられて、これまでに6人まで発見されたとニュースで見た。ヘリコプターが遭難してゐる場所は水深106メートルといふが、そんな深い場所まで遺体回収に向かふ作業は命懸けだらうと思ふ。その様な危険な作業を引き受ける人が居てくれることに驚いてしまふ。ストックホルムにはVasa号博物館がある。1628年に沈んだVasa号が1960年代に引き上げられて、今は博物館に収められてゐるが、この時の引き上げは水深32mであった。それでも大事業であった事がわかるが、水深106m にもなるとものすごい圧力で恐ろしい。技術的な詳しいことは分からないが、できるだけロボットを援用すべきではないかと思ふ。お茶の間でニュースを見ても、現場でそんな危険な作業に挑む人たちの苦労は普通の人たち(僕を含めて)にはわからないと思ふ。殉職した人たちへの黙祷と共に探索にあたる人たちのご苦労に敬礼したい。ところで、4月6日と云へば、昭和20年に徳之島沖で戦艦大和が撃沈された日に近い。今年はあれから78年。沖縄県でも徳之島と宮古島では距離があるけれども、そんなことも合はせて思ひ浮かべてしまった。

Nyköping川で