日本は遠い

2022-05-17 (火)(令和4年壬寅)<旧暦 4 月 17 日>(友引 庚午 一白水星) Rebecka Ruben 第 20 週 第 26767 日

 

最近の大きな出来事といへばまづウクライナの戦争で、他のことはあまり話題になりにくいが、コロナ感染症はまだ収束したわけではない。日本国内の感染者数もなかなか下がって来ないので、日本に行くのもためらはれる。この頃は北朝鮮でも爆発的に流行ってゐるらしいし、中国のゼロコロナ政策も不評である。近隣の国々にそのような事情があると、なかなか日本への旅行はできないものだ。スウェーデン国内で暮らす分には、ほとんど普段の暮らしに戻り、町にマスク姿の人を見かけない。でも感染者数がゼロになったわけではないし、秋になればどのようになるかもわからない。僕も高齢者であるから油断はできない。僕らの町では6月の小学校の合同卒業式の屋外での恒例の式典が、今年も中止になると新聞に出てゐた。コロナ感染症の流行で僕らは2年以上も閉じ込められたような暮らしになったが、その間、地球環境の悪化のスピードはやや緩和されたかもしれない。人は自由に移動したがるものだが、移動することで環境を悪化させることもある。環境負荷を抑えようと留意しながらも、最小限の移動は認めて欲しいところだ。僕らの庶民的感覚からいふと、超富裕層のプライベートジェットなどの使用は、人類全体が滅びないために、率先して自制してほしいところだ。

夜でもだいぶ明るい季節になってきた