スウェーデンでは全面規制解除

2022-02-09 (水)(令和4年壬寅)<旧暦 1 月 9 日>(先負 癸巳 三碧木星) Fanny Franciska 第 6 週 第 26670 日

 

スウェーデンではけふから全面的に規制解除になった。2年以上にわたる新型コロナパンデミックの中でも大きな通過点だと思ふ。レストランなどもこれまでより遅くまで営業できるようになった。公共交通機関も普通通りに利用してよい。また、お店などでも、「このお店に入ることのできる人数は何人まで」とかの注意書きも取り払はれた。若い人を中心に規制解除を歓迎するムードが強い。随分自由になったようであるが、ちょっとでも自覚症状のある人は自宅から出ないように言はれてゐる。また、高齢者やリスクゾーンにある人たちは依然として気をつけなければならない。感染に関する責任を自分で持たなければならなくなる分、ある意味ではこれまでよりも個人的な判断が強く求められる。大人の社会なんだと思ふ。ヨーロッパでは既に集団免疫を獲得した時期に入ってきたといふ人もあるが、実際にはどうなのか。都市の下水道からサンプル水を取って感染の状況を調べる方法があるが、それによるとまだまだ安心できるレベルではないともいはれる。それでも人々は閉ざされた社会を嫌ふようである。日本でも心配は大きい。でも、日本での感染者の数は今がピークで、2月末までにはかなり低減するといふ予想もある。

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