コロナウイルスのワクチン

2021-04-15 (木)(令和3年辛丑)<旧暦 3 月 4 日> (赤口 癸巳 九紫火星) Olivia Oliver   第 15 週 第 26360 日

 

コロナウイルスのワクチンが、日本でもスウェーデンでも、続々と接種可能になりつつある。合理的に考へれば、自分も早くワクチンを受けて感染しにくい様にするべきだと思ふのだが、僕はいまひとつ、予約するのをためらってゐる。スウェーデンでは160万人以上の人が少なくとも1回ワクチンを受けてゐる。ストックホルムでは70歳以上の人たちはウイルスを受けられる状況になってゐるのに、通知が徹底してないせいか、予約が相当空いてゐるといふニュースも見た。デンマークでは、Astra Zeneca のワクチンを使はなくなって、余った分は貧しい国に回すかもしれない様なこともニュースで読んだ。ノルウエーでもAstra Zeneca のワクチンを使はない方針が出されてゐる。人によっては、ワクチンを受けると、脳内などで血栓ができる場合が、もしかするとあるかもしれないらしい。ドイツのメルケル首相は近いうちに Astra Zeneca のワクチンを受ける予定であるといふニュースも見た。その他、Johnson & Johnson のワクチンもEU内ではしばらく止められた様である。EUでは Pfizer-Biontech や Moderna などのワクチンを主に採用する様である。いづれにしても、僕はあまり急いでワクチンを受けたいとは思はない。コロナウイルスのワクチンは従来のワクチンや種痘と違って、mRNA ワクチンと呼ばれる。副作用がすぐに出ない場合でも、長期的に人間の遺伝子にどの様に影響するか、わからない部分もあるのではないかと密かに危惧する。コロナは天が人に与へた警告であると思ふ。ワクチンを早く開発して早く元の生活を取り戻そうとする気持ちはわかるが、さうすると、人は与へられた警告の意味を吟味する機会を失ってしまふことにならないかなとも思ふのだ。

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3週間ほどかかってパズルが完成した。また壊して何度でもやれるのが良い。