39県で緊急事態宣言解除

2020-05-14 (木)(令和2年庚子)<旧暦 4 月 22 日> (先勝 丁巳 三碧木星)下弦 Halvard Halvar   第 20 週 第 26025 日

 

日本では、月末まで緊急事態宣言が出されてゐたが、北海道、東京、神奈川、埼玉、千葉、京都、大阪、兵庫の8都道府県を除く39県で緊急事態宣言が解除された。感染の拡大が抑へられてきたことを受けたもので、良いニュースには違ひないのだが、感染の再拡大が起きることも十分に考へられる。まだまだ安心できるレベルではない。外出を控へるなど、これまでとあまり変はりない心算の人も多いのではないかと思ふ。他国に比べれば、日本では人口当たりの感染者数や死亡者数を極めて少なく抑へてゐる。それは素晴らしいと思ふけれども、有名人たちや若い力士までもがあっけなく世を去ったニュースを聞けば、統計的な死亡率の低さだけを強調して安易に封鎖解除を唱へる人には同意できない。軽症だった人が重症化し始めると極めて短期間に危険なところまで行ってしまふことも恐ろしい。医療機関はこれからもずっと長く緊張の時が続くと思ふ。医療従事者たちが毎日十分な休養が取れる様にしなければ、長期戦に耐へられなくなるのではないかと危惧する。

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同居人が町で撮ってきた自転車置き場の写真