バベルの塔

2020-03-30 (月)(令和2年庚子)<旧暦 3 月 7 日> (先負 壬申 三碧木星) Holger Holmfrid   第 14 週 第 25980 日

 

旧約聖書に出てくるバベルの塔は、畏れを知らぬ人間の営みの比喩として用ゐられることが多いが、今回のコロナ騒ぎもそれを思はせるものがある。旧約聖書では人間たちが互ひに相手の言葉を理解できなくなる様に全ての地に人を散らされた、とされてゐる。現代の地上には様々な言語があるが、Google Translate などで人間たちは互ひに相手の言葉を理解できる時代が来てしまった。それで再び神様が人間を懲らしめるためにコロナウイルスが出現した、と考へられなくもない。実際、船も飛行機も運行を停止すれば、人間はその地に留まるしかない。極端を言へば自分の足で動ける範囲しか動くことができないことになる。これでもしも、インターネットも使へなくなったら恐ろしいことになる。いづれ災厄は過ぎると思ふが、その時はどんな世界になるのだろう。ともかくも早くこの大きなうねりが過ぎ去ってほしい。

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夏タイヤに交換するために自転車を自転車屋さんまで持って行った。