国際小包を受け取る

2019-08-22 (木)(令和元年己亥)<旧暦 7 月 22 日>(仏滅 辛卯 三碧木星) Henrietta Henrika 第 34週 第 25760 日

 

8月13日の日記で、国際小包のことを書いたが、その続編。小包は今日、無事に届いた。13日に「荷の送り主が誰であるか教へてくれ」と Postnord 宛に質問の手紙を書いたのだが、前回と全く同じ通知書が Påminnelse (忘れてませんか)で、もう一度来ただけであった。何の説明もなく、質問の答には全くなってなかった。忖度すれば「それ以上のことは教へられないから荷物を受け取りたくば早く関税を払へ」といふ威圧的な通達の様に感じられた。それで、送り主の善意が無駄になってはいけないと思ひ、誰から来たものか分からぬままに、ネットで関税を16日に振り込んだ。すると、今日になって小包が近くのスーパーに届いた。同居人はすぐに取りに行った。見れば彼女の知人からのものであった。結果的にはこれで良かった。殆ど同時に Postnord から e-mail で遅い返事が来て、「送り主などのパケット情報はネットで 関税を支払ふ時のページに写真で見ることができます」と書かれてあった。その様な写真が無かったから質問したのである。「そんな写真はなかったよ」とemail でまた返事をしておいた。品物は「贈物」となってゐるのだし、ここで受取人が思ひがけず税金を払はされることには釈然としないものがある。トランプ大統領は自国保護のため輸入品に有無を言はさず課税する傾向があるが、そんな空気が世界に蔓延して、スウェーデンのPostnord などでもしっかり内容を確かめないまま「ともかくどんどん取れるものは取れ」とばかりに配達前に課税してゐる様に見える。受取人が税金を支払はなかった場合、その荷物が差出人に戻されることはない。宙に浮いた荷物を、棄却処分の名の下に、Postnord の職員が懐に受け取ることはありうるかなと下種の勘繰りを思ってしまふ。

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湖の夕景