叔父のこと

2019-02-04 (月)((未定)1 年己亥)<旧暦 12 月 30 日>(大安 壬申 六白金星)立春 Ansgar Anselm 第6週 第 25562 日

 

叔父は普段の何気ない仕草がカッコ良かった。若い頃から、着る洋服もいつも垢抜けてゐて、パッと見た時の一瞬の姿に輝きがあるのだった。どうしたらあんな風にカッコよくなれるかなと思ったこともある。叔父は書もよくした。我が家の和室にも、叔父の書いた書の額がかけてある。骨董や古美術にも造詣が深かった。去年の秋に僕の娘家族が親子共々で来日して、みんなで叔父の家を訪ねたことがある。同居人と僕の孫を叔父に会はせる事ができて良かったなと今となれば思ふ。先日 90 歳のお誕生日カードを書いた時も、今回は「おめでたうございます」だけではなくて、スウェーデンでの自分の近況も簡単に手書きで書き添へた。それもきっと読んでいただけたと思ふ。教へてもらふことはまだまだあったのに残念ではある。