ベーシックインカムの支給は電子マネーで

木 旧暦 1 月 28 日 仏滅 丙午 四緑木星 Kristoffer Christel V11 25237 日目

近頃、ベーシックインカムといふ言葉を耳にすることがある。格差社会の解消の切り札となるかどうかはよくわからないが、将来の社会保障ベーシックインカム方式に移るしかないかなといふ気もする。生活保護と少し違ふのは、収入の少ない人だけを対象とするのではなくて、国民全員に無条件に支給されることである。そんなお金がどこから出るのかといふことはもちろん疑問であるが、一部の国では実験的にこの方式が進められてゐると聞く。さうなった場合、僕が期待したいベーシックインカムのあり方は、そのお金をその人の銀行口座に振り込むのではなくて、電子マネーに自動でチャージする方式にすることだ。それも月に一度とかいふ頻度ではなくて、例へばひとり一日 2000 円づつを毎日チャージする。銀行口座に振り込んでしまふと、そのお金は蓄財に向けられる可能性もあるが、電子マネーにチャージすればそのお金はまっすぐ消費にむかふ筈だ。それも、チャージするときに残高が 10,000 円を超えてゐる人には、その日はチャージをスキップする。この方式が採用されれば、消費が増え、経済が活性化する公算は大きい。もし、将来、日本にベーシックインカムが導入される場合にはその様な方式を望みたい。将来、年金支給額が減ることへのひとつの対策にもなりうると思ふ。