金余りの時代

土 旧暦 10 月 1 日 仏滅 己酉 六白金星 新月 Lillemor Moa V46 25120 日目

現代はお金が余ってゐるのだといふ。マイナス金利で、お金を借りたい人には良いのかもしれないが、借りたお金で何をすべきかがわからないのかもしれない。そんなにお金が余ってゐるのなら、惜しみなく出せば良いのではないかと思ふ。例へば、人口の少ない地方では交通も不便であらうから、タクシーの初乗り区間は誰が利用してもタダにする。その分は余ってゐるとかいふお金から出してもらって、乗客は初乗りを超過した分だけ自己負担する様にしてはどうか。デパートに行けばエレベーターやエスカレーターに乗るのにお金を払はなくて良いのと同じ様に、2 km やそこらの距離なら、タクシーは誰でもタダで乗れる様にすれば、経済は活性化するのではないか。タクシーの車両は増えるが、その分、自家用車の利用が少なくなれば、事故も減り、より安全な町になるかもしれない。そんなことが可能になるとしたら、その町の人口の規模はどれくらいのものだらうか。