現金社会の日本

木 旧暦 7月3日 先負 癸未 二黒土星 Bartolomeus V34 25034 日目

スウェーデンでは支払ひに現金を使ふことは非常に少なくなった。僕の財布はいつも空っぽだが、不安は全くない。一部には現金の支払ひを好む人もあるが、ほぼキャッシュレスが社会に行き渡ってゐる。これに比べると日本はまだ現金社会である。都会の方が進んでゐるかもしれないが、最近はコンビニやレストランも全国的につながるものが多いので、地方でも電子マネー利用可能な場合が増えてゐる。中国ではアリペイなどの躍進でスマホを使ったキャッシュレス社会が相当進んでゐるらしく、日本にまで勢力を伸ばすニュースを見た。小売店の方でも大掛かりな装置に設備投資する必要もないらしく、双方が便利だといふ。日本は技術の国なのに、現金社会であることに目をつけられて、市場を中国に持っていかれるのはちょっと悔しい気もする。日本にもデビットカードなど増えてゐるが、スマホでも支払ひができる様になればそちらの方が普及する可能性は高い。ちなみに僕はクレジットカード(とそれにリンクした電子マネー)をよく利用するがデビットカードはあまり使はない。その理由は銀行口座のウエブ通帳が長くなりすぎてあとでチェックがしにくいからである。毎月決まって自動振替される分などはウエブ通帳でも良いのだが、日々の一般の消費については、月締めで別にレポートされて来るクレジットカードの方が管理しやすいと僕は思ふ。