ドゥテルテ大統領の来日

火 旧暦 9月25日 先負 庚辰 八白土星 Inga Ingalill V43 24720 日目

ドゥテルテ大統領が来日して、日本在住のフィリピン人たちからの熱烈な歓迎コールを受ける様子をニュースで見た。この様な民衆の熱狂の仕方には僕は危ないものを感じてしまふ。大統領は日本とフィリピンとの関係の重要性について強調するが、これまでと違ってアメリカとは距離を置き、南シナ海で利害が対立する筈の中国に接近する姿勢を見せてゐる。それでもフィリピン国内の人気は圧倒的に高いらしい。それは外交カードの切り方の深謀なのかもしれないが、ドゥテルテ大統領アメリカの大統領候補トランプ氏との間にはどこか似た者同士の一面がある様に思はれてならない。人気が高いことは良いことなのだが、どこか危うさが感じられる。