ボッシュのコネクテッド・カー・コンセプト

木 旧暦 5月5日 先負 壬戌 八白土星 Börje Birger V23 24582 日目

ボッシュは年次記者会見でコネクテッド・カーのコンセプトを日本で初披露した。そのニュースを見て、僕はその先進性に驚いた。それがもう本当の近未来に実現が迫ってゐることに驚いた。キーワードは「コネクテビティ」である。つながること、それは単なる自動車技術を超えた近未来社会の提案であった。自動車はもはや動く書斎と言っても良い。車庫が家から遠くても構はない。家の前で降りればあとはひとりでに車庫へ向かふのだ。運転は全てロボットに任せる。そこまで一気に行くのは多分もっと先であろうが、仕事の場、生活の場、移動の場が連続する。もはや「スタバなう」は古い生活様式かも分からない。電話でもメールでもネットでも自分がしたい様に出来る自分だけの空間が自分の家でもなく、職場でもなく、街の喫茶店でもないところに実現するのはエキサイティングである。ながらスマホよさようなら。少し大きめのワゴンにして寝台なども設ければ、アパートを借りないで自動車を生活の場にする人が現れても不思議はないほどであった。